住宅検査について。その①
こんにちは!フルハウスの田中です。
ついにゴールデンウィークも終了ですね。皆さん、良い休日をお過ごしになられたでしょうか。
私は4日、5日、6日と3日間お休みを頂戴しただけの短いGWでした。
これだとGWというか、ただの3連休ですね笑
皆さんがお休みされている間、私は一所懸命仕事をしておりました。
業務内容は住宅検査の仕事です。
今日は少しこの住宅検査について書いてみようかなと思います。
昨今、住宅の売買においては、「性能」というものがものすごくクローズアップされていますね。
営業さんもそこを「売り」にしていますし、営業トークの軸になっています。
お客様も非常にそのあたりお勉強されていて「この家は耐震等級が...」「UA値が...」みたいな会話も珍しくなくなりました。
ひと昔前では考えられない事ですが、時代は変わったという事でしょう。
住宅に性能が求められるようになった。
この事は非常に素晴らしい進化であり、海外からはかなり遅れたものの、これから日本でも根付いていけばいいなとは思っています。
この決められた住宅性能を担保するために、現場での品質管理が必要となります。
求められた性能を満足するような施工が現場でできているのか。
項目ごとにきっちり検査していくことが必要になるのです。
いくら「この住宅は〇〇レベルの性能があります!」と言ったところで、それは基準通りの施工ができた時の話。
住宅建築に関わった事のない一般の方々は、設計図書通りに施工するのは当然の事だと思っておられるでしょう。
もちろん、そういう気持ちで現場はやっているのですが、これが案外と難しい事なのです。
大昔に存在した、利益の為に手抜き工事をする的な業者さんや職人さんは流石にほとんどが淘汰されていますので、そういう極端な「手抜き工事」の様な事を心配をする必要は、今の時代ほぼないと思います。
ただ一説では最近の住宅は、家一軒建てるのに、平均8千本~1万本ぐらいの釘やビスを使うらしいです。
こう聞くと、「1本ぐらい抜けてそう...」って思わないですか?
そうなんです。真面目に、懸命に、お客様の為を思って、頑張って仕事をしているのに、人間のやる事ですから、どうしてもミスがある。
これをできる限り0にしよう。完璧な住宅をお客様にお渡ししよう。
そういった試みが住宅検査、品質検査なのです。
続きはまた次回に書いてみたいと思いますね。
Full House(フルハウス)田中 初男