住宅検査について。その②
皆さん、こんにちは!Full Houseの田中です。
前回のコラムでは、住宅に求められる性能と、それを実現するための品質管理、そして住宅検査の重要性についてお話させていただきました。
今回は、もう少し踏み込んで、住宅検査の実情についてお話したいと思います。
実は、住宅を建てる際には、法律で定められたいくつかの検査(中間検査や完了検査など)が必ず行われます。
これは、最低限の安全性を確保するためのもので、もちろん非常に重要な検査です。
しかしながら、これらの法定検査はあくまで「最低限」のチェック項目に留まることが多く、残念ながら、コストを抑えるために法定検査以上のことは行わないという住宅会社も少なくありません。
もちろん、違法な手抜き工事をするような会社はほとんどありませんが、「法的に問題なければOK」という考え方だけでは、本当に高品質な住宅をお客様にお届けすることは難しいのではないでしょうか。
そういった状況の中、多くの住宅会社では、法定検査に加えて、自社独自の社内検査を実施しています。
これは、お客様に安心して暮らしていただくために、各社が品質向上に向けて真摯に取り組んでいる証拠と言えるでしょう。
設計図通りに施工されているか、細部の納まりはどうかなど、独自のチェック項目を設け、より厳格な検査を行っています。
そして、さらに注目していただきたいのが「第三者検査」を導入している住宅会社です。
第三者の専門機関が、客観的な視点で住宅の品質をチェックするこの仕組みは、より高い信頼性につながると私は考えています。
自社の検査に加えて、外部の厳しい目が入ることで、より精度の高い品質管理が実現できるからです。
もちろん、第三者検査にはコストがかかります。
しかし、そのコストをかけてでも、お客様に「良いもの」「間違いのないもの」を提供しようという姿勢は、住宅会社を選ぶ上で非常に重要なポイントではないでしょうか。
目に見えない部分だからこそ、徹底的に品質にこだわり、安心を提供しようとする会社の想いが表れていると感じます。
私たちフルハウスでは、この第三者検査を積極的に導入しています。
お客様にとって一生に一度の大きな買い物である住宅だからこそ、私たちは一切の妥協をせず、安心と安全をお届けしたいと考えています。
第三者の厳しい目でしっかりとチェックされた住宅だからこそ、自信を持ってお客様にお引き渡しできるのです。
次回は、この第三者検査について、もう少し詳しくお話したいと思います。
どのような点がチェックされるのか、第三者検査を受けることでお客様にはどのようなメリットがあるのかなど、具体的な内容をお伝えできればと思っています。
どうぞ、次回のコラムもお楽しみに!
Full House(フルハウス)田中 初男