「ハウスメーカー」と「地元工務店」の話

こんにちは!Full House(フルハウス)の田中 初男です。

さて、ゴールデンウィークが始まりましたね!

このお休みを利用して、マイホームの検討を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかしたら、最新の住宅設備やデザインを見てみようと、住宅展示場にお出かけになる方もいるかもしれませんね。

住宅展示場に並ぶモデルハウスは、どれも魅力的で夢が膨らみますよね。
ただ、皆さんが気になってるとは思いますが、ハウスメーカーの家って、どうしても費用が高いイメージがありませんか。

ハウスメーカーって、確かにテレビCMとか住宅展示場とか、すごくお金がかかってるイメージありますよね。
これらの費用を回収するために、どうしても金額が高くなってしまうというところがあろうかと思います。
どうしてそうなっちゃうのか、ちょっとご説明しますね。

家づくりって、一生に一度の大きな買い物だから、誰もが失敗したくないって思いますよね。
ハウスメーカーは、その「失敗したくない」という心理をくみ取って、大手ならではの「安心感」を売りにしたいのです。
長年の経験や実績、しっかりとした保証制度、それに最新の技術やデザインを取り入れている、というイメージを宣伝広告で伝えようとするわけです。

でも、その宣伝広告を作るのにも、住宅展示場を維持するのにも、たくさんのお金がかかります。有名なタレントさんを起用したり、豪華なモデルハウスを建てたりする費用は、最終的には家を建てる人の費用に上乗せされることになるんです。

それに、ハウスメーカーは、設計、建築、アフターサービスまで、家づくりに関わる色々なことを自社でまとめて行っています。
これは、家を建てる人にとっては窓口が一つで済むというメリットがある反面、それぞれの部門に利益が必要になるため、どうしても費用が高くなりがちなんです。

もちろん、ハウスメーカーの家は品質が高く、安心できるという大きなメリットがあります。
でも、その安心感を得るためには、どうしても一定の費用がかかってしまう、というわけなんです。

家づくりを考える際には、ハウスメーカーの安心感と、費用とのバランスをどう考えるかが大切になってきますね。
もし、もっと費用を抑えたいという希望があれば、地元の工務店なども検討してみるのも一つの方法ですよ。
工務店は、宣伝広告費や維持費があまりかからない分、費用を抑えられる場合もありますし、地域に根ざした家づくりをしてくれるという魅力もあります。

またハウスメーカーであれ、実際に建築しているのは地元の工務店が下請けで施工しているわけです。
どうせ同じ人たちが建てるのなら、ハウスメーカーを介さず、直接地元の工務店さんに頼んでみよう!と考えるのも一つの手段ではないでしょうか。

どちらが良い悪いということではなく、それぞれの特徴を知った上で、自分に合った選択をすることが大切だと思います。

Full House(フルハウス)田中 初男

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