家族みんなで乗り切る!夏の暑さ対策②

皆さん、こんにちは!Full Houseの田中です。

前回からの続き記事となります。
前回の記事をご覧になっていない方は是非「家族みんなで乗り切る!夏の暑さ対策①」をまずはご覧くだされば嬉しいです。

さて、前回の最後に予告した通り、今回は小さなお子様に対しての熱中症対策に絞って書いていこうと思います!

【大切な子どもを守る!保護者のための熱中症対策】
お子さんは大人に比べて熱中症になりやすい特性があります。
体温調節機能がまだ十分に発達しておらず、地面からの照り返しの影響を受けやすいこと、そして何より遊びに夢中になって、自分で「暑い」「のどが渇いた」と訴えるのが遅れがちなことが挙げられます。

お子さんを熱中症から守るために、保護者の方ができる対策はたくさんあります。

1.積極的な声かけと休憩:
公園や外で遊ぶ際、お子さんが遊びに夢中になっていても、時間を決めて定期的に水分補給を促し、涼しい場所で休憩させる習慣をつけましょう。
「喉が渇いてない?」と聞くだけでなく、「このお茶飲もうね」「日陰でちょっと休もうか」と具体的に促すのが効果的です。

2.外出時の工夫:
暑さの厳しい日中(一般的に10時から14時頃)の外出はできるだけ避けましょう。
やむを得ず外出する場合は、必ず帽子をかぶらせ、日陰を選んで歩くように心がけてください。
ベビーカーに乗せる場合は、地面からの照り返しが強いため、日よけ対策や保冷剤の利用なども検討しましょう。

3.服装選び:
通気性が良く、吸湿性のある素材の服を選びましょう。
汗をたくさんかいたら、こまめに着替えさせることも大切です。

4.車内での放置は絶対にNG!:
「ちょっとだけだから」と、短時間でもお子さんを車内に残して車を離れるのは非常に危険です。
窓を開けていたとしても、あっという間に車内温度は上昇し、命に関わる事態になりかねません。
決して車内に放置しないでください。

5.体調変化の見極め方:
「なんだか元気がないな」「ぐったりしている」「顔が赤い」「汗をかいていないのに熱い」など、いつもと違うお子さんの様子に気づくことが大切です。
機嫌が悪かったり、食欲がなかったりするのもサインかもしれません。

もし「熱中症かな?」と思ったら、すぐに涼しい場所へ移動させ、衣服をゆるめて体を冷やしてあげてください。
特に、首の周り、脇の下、足の付け根など、太い血管が通っている場所を冷やすと効果的です。
意識があれば、水分補給(経口補水液が望ましい)をさせてください。
症状が改善しない場合や、意識がない、けいれんを起こしているといった場合は、迷わず救急車を呼びましょう。

【家族みんなで安全な夏を】
住宅工事の現場で安全第一を心がけるように、私たちの日常でも
「熱中症は予防できる!」
という意識を持って、家族みんなで対策に取り組むことが大切です。

今年の夏も、暑さに負けず、健康に、そして安全に乗り切りましょう!

Full House 田中 初男

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