家族みんなで乗り切る!夏の暑さ対策①

皆さん、こんにちは!Full Houseの田中です。

私、普段は住宅の工事現場に出ることが多いのですが、最近の夏の暑さには本当に驚かされます。
数年前までは考えられなかったほどの日差しと気温で、現場の職人さんたちも夏の対策には人一倍気を遣っています。

特に変化を感じるのは、空調服を着ている職人さんが増えたことですね。
まるで小型のエアコンを身につけているかのように、風を送ってくれるので、体感温度が全然違うと聞きます。
もちろん、それだけではありません。こまめな水分補給は当たり前。
日陰で休憩をとったり、塩分を補給したりと、一人ひとりが自分の体を資本と考え、徹底した対策をしています。

プロの現場でさえこれほどの意識を持って対策している熱中症。
私たち一般の生活の中でも、決して他人事ではありません。
特に、小さなお子さんを持つ保護者の皆さんにとっては、心配な季節ですよね。
そこで今回は、熱中症の基本的な知識から、ご家庭でできる具体的な予防策、そして大切なお子さんを熱中症から守るためのポイントについてお話ししたいと思います。

【知っておきたい熱中症の基礎知識】
そもそも熱中症とは、体の体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態を指します。
症状は軽度から重度まで様々で、めまいや立ちくらみ、足がつる、筋肉がけいれんするといった比較的軽いものから、頭痛、吐き気、だるさ、そして意識がもうろうとする、けいれんを起こす、呼びかけに反応しないといった命に関わる重篤な状態まであります。

特に、初期の「めまいがする」「だるい」といったサインを見逃さないことが非常に重要です。
これらのサインは体が発するSOSなので、決して軽視しないでください。

【今日からできる!熱中症予防の基本】
熱中症は、いくつかのポイントを押さえれば予防できる病気です。日々の生活の中で意識して取り組んでみましょう。

1.こまめな水分補給:
のどが渇いたと感じる頃には、すでに体は脱水状態に傾き始めています。
そうなる前に、意識してこまめに水分を摂ることが大切です。
水やお茶だけでなく、汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクや経口補水液で塩分やミネラルも一緒に補給しましょう。
ただし、カフェインを多く含む飲み物やアルコールは利尿作用があるため、かえって脱水を招く可能性があるので注意が必要です。

2.服装の工夫:
吸湿性や速乾性に優れた素材を選び、風通しの良いゆったりとした服装を心がけましょう。
外出時は、日差しを遮る帽子や日傘も効果的です。

3.休憩と環境:
炎天下での活動は避け、涼しい場所で定期的に休憩をとりましょう。
エアコンの効いた部屋や日陰など、涼しい場所を積極的に利用してください。
扇風機やミストなども活用し、体を冷やす工夫も有効です。

4.体調管理:
前日の睡眠不足や疲労、栄養不足は熱中症のリスクを高めます。
日頃から十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事で体調を整えることが大切です。
「今日はなんだか体調が悪いな」と感じたら、無理をしない勇気も必要です。

いかがでしたでしょうか。
今回はまずは基本中の基本の対策を記載してみました。
次回は小さな子どもさんに絞って、どの様な対策があるか書いてみたいと思います。

Full House 田中 初男

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