冬の入浴事故から家族を守る家づくり

皆さん、こんにちは!Full Houseの田中です。

突然ですが、あなたは冬場の入浴中の事故が、交通事故の2倍以上発生していることをご存知ですか?

厚生労働省の「人口動態統計」によると、2023年に家や居住施設の浴槽で溺死した65歳以上の高齢者は6,073人。
これは同年の全国の交通事故死者(2,678人)の、実に約2.3倍にものぼる数字です。
この衝撃的な事実は、私たちが日々の生活の中で見過ごしがちな「住まいの危険」を浮き彫りにしています。

命を脅かす「ヒートショック」とは?
これらの事故の多くは、「ヒートショック」が原因とされています。
暖かいリビングから寒い脱衣所、そしてさらに冷えた浴室へ移動する際の急激な温度変化が、私たちの体に大きな負担をかけます。
血管が収縮して血圧が急上昇し、その後、熱い湯船に浸かることで今度は血管が広がり血圧が急降下。
このジェットコースターのような血圧の変動が、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる重篤な症状を引き起こすのです。
めまいや立ちくらみから転倒し、意識を失って浴槽で溺れてしまうケースも少なくありません。

特に、高齢者の方、高血圧や糖尿病などの持病をお持ちの方、そして飲酒後の入浴は、ヒートショックのリスクがさらに高まると言われています。

断熱性能で「家まるごと安心」を実現
このような冬の入浴事故を防ぐために、私たちが提案するのは、家全体の断熱性能を高めることです。

Full Houseの住まいでは、高水準の断熱材や気密施工を用いることで、家の中の温度差を最小限に抑えます。
リビング、廊下、そして脱衣所や浴室まで、家じゅうの温度が一定に保たれることで、急激な温度変化によるヒートショックのリスクを大幅に軽減できるのです。

「冬でも裸足で過ごせるくらい暖かい」「どこにいても心地よい」といったお声を、実際にお住まいのお客様からも数多くいただいています。
高断熱・高気密の家は、ヒートショックの予防だけでなく、寒い冬のストレスを減らし、暖房費の節約にもつながります。
さらに、結露の発生を抑えることで、カビやダニの繁殖を防ぎ、ご家族の健康を守るというメリットもあります。

あなたとご家族の健康を守るために
「命を守る家」は、地震などの災害に強いだけでなく、日々の暮らしの中で潜む危険からも私たちを守ってくれるべきです。
Full Houseでは、耐震性能はもちろんのこと、この断熱性能にも徹底的にこだわり、お客様が安心して、快適に、そして健康に暮らせる住まいづくりをお手伝いしています。

冬でも安心・快適な生活を実現するために、高断熱・高気密の住まいを真剣に考えてみませんか?

詳しい情報や、あなたに合った住まいづくりのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

Full House 田中 初男

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